明日からドイツのケルンにて2年に一度の国際デンタルショー:International Dental Show (IDS) 2015が開催されます.
2011年に開催されたIDSに行ったことがありますが,とにかく広くて、5日間あっても全ての展示を見ることができないくらい膨大です.
なにせ歯科に関わる世界中の会社が消耗品から億単位の価格の大型機械まで様々な製品を紹介しているのです.
おそらく昨日,今日あたりから日本の先生方もドイツへ向けて出発されていることでしょう.近年はデジタル機器の発展がめざましく,3Dデータ(CTや模型データ)を元に治療の精度を高める製品に注目が集まります.それら以外にも2011年に紹介されていて初めて見た生体材料がここ1,2年で注目されて、4年後の現在では臨床の強い味方になっているものも多数あります.
新しい製品は臨床結果や研究に費やされる時間が短くなるため,常に最善の治療結果をもたらすかはわかりませんが,既存の製品より良い点があるから開発が進んでいます.世界の新製品をみていると、日本で使用できるまでに経過を見ることもできます.こうしたタイムラグもうまく活用して患者様の利益に繋がる治療,製品を取り入れたいと考えています.
今回はIDSに行かれた先生のお土産話を伺おうと思っていますが,新しい情報には常にアンテナを張っています。
んー,行きたかった.