トラブルなくインプラントの寿命を長くするためには、インプラント治療だけでなく、事前検査をしっかり行っている歯科医師を選ぶことも重要です。特に、インプラントの禁忌とされている歯周病や高血圧、糖尿病などの症状は、本人も気付いていない場合があるため、血液検査や尿検査、血圧の測定などが重要となるのです。
また、中には稀に、インプラントに使われているチタンにアレルギー反応を起こす方がいらっしゃるため、アレルギーの有無や既往歴などを確認するための問診も大切になります。
そのため、インプラントの治療だからといって口腔内の検査やレントゲン・CT撮影にとどまらず、しっかりとした全身の検査を行うことも、インプラントの寿命の延伸につながるのです。