インプラント治療は、歯を失った顎の骨にチタン製のインプラント(人工歯根)を埋め入れます。
埋め入れたインプラント(人工歯根)と、被せ物をネジやセメントで固定するため、しっかりと咀嚼することができ、自分の歯があった頃のように食事をとることができるようになります。
また、「入れ歯」や「歯が無い状態」では噛みきることが難しい食品も、治療後にはストレスなく食べられるようになり、食生活をより楽しむことができます。
ですのでインプラントを入れた患者さんにオススメという食べ物は特にありません。
全ておいしくいただけます。
しっかりと噛み砕くことができますので、胃や腸などへの負担が少なくなり、全身の健康維持にも役立ちます。
しかし、硬すぎる食品を食べると、人工歯や埋め入れた人工歯根が破損する恐れがあります。
硬すぎる食べ物には注意してください。
インプラント治療の直後では、少し注意していただきたいことがございます。
術後はインプラントを顎の骨にしっかりと固着させるためにインプラントになるべく外力をかけないようにしなければなりません。そのため術後2~3日はお粥等、特に柔らかい物を食べるようにして、インプラントを植立した部位では噛まないようにしてください。
術後3~4日は腫れる場合が有りますが、通常であれば4~5日でなくなります。腫れが気になる場合は濡れタオルで冷やしてください。その際インプラント部位を強く押さないようにしてください。手術後に痛みの出る場合がありますので、鎮痛剤(痛み止め)を処方します。